サウンドオブミュージック

洋画のDVDを見ることで英語のリスニングの勉強をするという方法を、最近始めました。東進ハイスクールの英語の先生がおすすめしているのをテレビで見たからです。



その先生はまず初めは字幕なしで英語を聞き流し、2回目は字幕付きで、3回目は字幕なしでと3回見るという方法を若いころに習得したそうです。



英語の勉強用に私が借りてきたDVDは「サウンドオブミュージック」でした。この映画のタイトルには従妹との思い出があるのですが、今まで見る機会はありませんでした。



私が小学校6年生のころ、同い年の従妹が父親の運転する車の中で「サウンドオブミュージック」のサントラのカセットテープをかけたのです。当時は松田聖子やマッチなどアイドル全盛時代。当然私もジャニーズが好きで、洋楽を聴いている従妹が、大人に見えました。従妹は早熟なタイプで、歌が上手でした。そのあと歌手を目指すことになります。でも従妹は結婚してすぐ、33歳という若さで他界しました。


こんな思い出のある「サウンドオブミュージック」。当時まだ小学生だった従妹が、どんな思いでこの映画を見たのだろうと考えながらDVDを見ました。


すごく前向きな内容ですし、「歌手になりたい」という気持ちはこの映画が少しはきっかけになっているのかもしれません。


結局英語を聞き取るという本来の目的をすっかり忘れ、思いっきりDVD観賞になってしまいました。