蜘蛛の巣対策には
今日は某山に登ったのですが、私がお山に一番乗りだったらしく、終始蜘蛛の巣を払いながらの山歩きになりました。
最初はまっすぐな木を1本拾って、指揮者になったつもりで3拍子のリズムで木を振って歩いていました。
ところがあまりの蜘蛛の巣の多さに片手では足りず、両手に枝を持って振り回すようになりました。
今日は単調な山歩きでちょっと飽きてきたので、どうすれば蜘蛛の巣払いに効果的な振り方なのか工夫しながら歩いてみました。
どうやら枝はまっすぐなものより、曲がったもののほうがいいような気がしてきました。
山歩きは終盤の下りになり、ちょっと小走りになってきました。その時です。両手に枝を持った私は同時に左右を振り回し、無意識のうちに「ロボコンロボコンロボコン」と口走っていました。
突然出てきた言葉に、自分でも驚いたと同時に、すごく懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
「がんばれ、ロボコン」です。記憶は曖昧ですが、たしかロボコンが両手をぐるぐる回しながら「ロボコンロボコンロボコン」と走って逃げていたような気がします。
他に登山者が誰もいなかったので私の「ロボコン」は見られていませんが、もし登山者が私を見かけてしまったなら、きっと無言で立ち去ったことでしょう。
あぁ、蜘蛛の巣のおかげでロボコンを思い出せてよかった。
最後は箒みたいな大きな枝を1本拾って、「おでかけですか〜。レレレのレー」と言ってみました。