彼を知り己を知れば百戦殆からず

これ「孫子」の言葉ですが、すごくロゲイニングに当てはまるような気がします。


意味は「敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができる。なにか問題を解決するときも、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいく」とのこと。


まず、敵についてですが、昨日今日とだいぶ調べてみました。今まで私は他人に興味がなく何も知らなかったのですが、敵を調べてみると非常に興味深いことが分かりました。


それは、敵は相当手強いということ。トレランの世界では、とてもとても私が同じ土俵で戦える相手ではなく、雲の上の存在でありました。ロゲイニングで勝つ=そんな強い人たちに勝たなければならないということです。これって知らない方がよかったのかもしれませんが、それだけの覚悟が必要だと分かっただけでも収穫です。トレランで強い人たちはそれなりに練習しているでしょうから、私がその練習量を上回ればいいだけのこと。(ってそれが一番難しい…)


そして己を知るために、自分の長所と短所を考えてみました。自分の短所は体が小さいこと。1歩のストロークがとっても短いです。さらに肺活量も少ない。だからすぐハァハァ息が上がります。


ちなみに下は先月の日の出ロゲインの表彰式の写真です↓中央が1位の女性、自分では全然気が付かなかったのですが、写真を見ると自分の小ささが分かります。



ところで長所は?と考えてみると、何もありません。自然環境にすんなりと馴染むことができることくらいでしょうか。


かつて高橋尚子小出監督に褒められて成長したように、私も自分で自分を褒める作戦で練習するしかありません。「よく頑張ったね、Uちゃん。」「いいよ、その調子」みたいな感じで。


体が小さくても頑張っている人はたくさんいます。猫ひろし岩崎元郎さんは私にとっての希望の星ですね。今日は長くなったので、このあたりで終わり。もう少し己を知るをテーマに練習してみます。