富士山トレーニング

今年の1回目の富士登山は単独で御殿場ルートへ。


富士山登頂7回を数えるも、御殿場ルートからは行ったことがありませんでした。


しかも土日に富士登山とは、自分でもチャレンジャーだと思いましたが、空いていると評判の御殿場ルートなら大丈夫だろうと推測し、急遽行ってきました。


しかしこの読みは甘かったです。どうやら富士山の天候がお盆までよくなかったので、天気のいい今週末に登山者が集中してしまったようです。御殿場口新五合目ですでに、山小屋はすべて満室だから今日は泊めてもらえないとの忠告を受けました。


そこで、歩きながら考えました。


3軒(御殿場ルートには3軒しかない)の山小屋に泊めてもらえるか次々と聞いて歩き、3軒目でダメなら今回は山頂に行かずに下山しよう。これも運命だと。1回下山して、夜中からもう一度山頂目指して日帰りで歩いたっていいではないかと。


しかし御殿場ルートはそう甘くはなく、7合目まで上がるのもやっとでした。この時点で日帰りで再チャレンジという案は消えました。ここまで5時間以上かけて歩いてきたのだから、何としても仮眠してご来光が見たい。これが普通の人間です。


2軒目の小屋で、運よく泊めてもらうことができました。しかも偶然にこの小屋で小日向さんと一緒になってしまいました。(内輪ネタですみません)なんだかこれも毎年恒例になりつつある…。


仮眠して、2時からアタック開始。山頂でご来光を拝み、小岩井さんに挨拶してから御殿場ルートを下山しました。



御殿場ルートの醍醐味、大砂走り。



結論から言って、御殿場ルートはかなり私好みでした。とにかくルートが空いていて、富士山なのにマイペースで歩けます。ツアー会社の団体にイライラすることもありません。しかしルートは空いているのに山小屋だけが満室なのは、ツアー会社が富士宮ルートやプリンスルートから迂回してきているから。今回も3つのツアー会社(A社、C社、G社)のお客さんを除けば、純粋な御殿場ルートの宿泊客はわずかです。