道迷いの実体験

先日、某トレイルで道迷いをしました。


正確に言うと、道迷いではなく「道間違い」です。幸い遭難にはならずに済み自力でリカバリーできました。山で道を間違えることは実は頻繁にあります。でもその度合いは軽いもので、「あっ、間違えた」と気づきすぐに修正できるのですが、今回の「道間違い」は気が付くのが遅れて体力的に相当消耗しました。


今回私は「道迷い遭難」にいたるプロセスを実体験することができました。これはかなり貴重な経験だと思います。なにしろ自分がライターとして「道迷い云々」の記事を書いているのですから。今後の記事に使えそうです。


今回の道間違いは、「道迷い遭難」になりえる条件がすべて揃っていました。


理由1.単独
理由2.ペースが速い
理由3.コンパスを携行しているのに使わなかった
理由4.思い込み
理由5.山慣れしていて、獣道でも疑うことなく進んでしまった


つまり道迷いは、登山入門者だけでなく経験者でも起こリ得ることが分かりました。経験者は勘で歩いてしまう傾向があり、ペースもかなり早いので、気づいたときには相当な距離を進んでしまう可能性があります。


ほんといい勉強になりました。山慣れした皆さんも、気を付けてくださいね!