暑さが苦手な雷鳥


白馬大池から小蓮華山に向かう途中、雷鳥の親子に出会いました。


お母さんと子ども5羽でした。夏羽の雷鳥は岩場にいると完全に同化してしまい、見つけにくいです。子どもたちが雪渓の上に遊びに行った瞬間をパチリ。こういう時は望遠レンズにつけかえたいのですが、たぶん間に合いません。標準レンズのまま撮影しました。


寒さが得意な雷鳥は、暑さには弱いそうです。2万年前の氷河期から生き抜いてきた日本固有亜種ですから、わたしたち人間よりも山を知っていますね。


この子どもたち、10月にはお母さんと同じくらいの大きさに成長します。そして親離れするそうです。


でもいつも気になるのは雷鳥のお父さん。母親はよく子どもたちを散歩させていますが、お父さんはどこにいるのでしょうか…。