台風は甘くなかった

雨具を着て、長靴はいて、朝6時半に出発しました。この頃、雨のピークで、駅前の道路と最寄り駅が冠水。膝までの長靴でないと歩けない状況でした。


こういう自然の猛威に対して、不思議と文句言うオジサンが多くて驚きました。台風なんだから仕方ないじゃん、なんで文句言うんだろう。ついには長靴で冠水した道路を歩く私にまで文句言ってきました。


「波が立つから、もっと静かに歩け!」と。


そんなのんびり歩く状況じゃないでしょ。バカじゃないかな。


結局、船橋駅から先のJR、京成、東西線などすべて運転しておらず、1時間待ちましたがあきらめて家に帰ることを決めました。


電車が動かないのに人だけは駅に集まり、もう入りきらないし居場所もない。雨に濡れて寒くて震えてきました。


派遣先に遅刻ではなく欠席の連絡をして、家に帰って仕事しました。


実は本業のほうの仕事が忙しく、現在3本の仕事をかかえています。私にとってはラッキーな作業時間の確保となりました。


台風への対処として登山用の雨具などで完全防備したつもりでいましたが、自分だけよくても電車が動かない限り都心には出れません。今回はそんなことを思い知らされた台風でした。