大菩薩
今、仕事で大菩薩のガイドを書いているのですが、大菩薩は私にとって青春を思い出させてくれる響きでもあります。
今から23年前、カモシカ山行というトレーニングで大菩薩を歩きました。カモシカ山行はヘッドランプを付けて夜通し歩く山行です。
当時は新宿発0時2分(通称、ゼロゼロツー)の最終列車に乗って山に行ける時代でした。しばらくして各駅の夜行列車はなくなりました。最近発売された登山の歴史ムックには、この列車の車内の様子を写した写真がありましたね。懐かしいです。
そして私たちは大菩薩のことを「だいぼ」と呼んでいました。
こうした用語はどうしても体から離れず、いまだに私にとって大菩薩はだいぼです。でも誰にも通じないので普段は使用していません。
あまり過去を振り返らない私ですが、今日はちょっとだけ青春時代の思い出を語ってみました。