いい写真とは何なのか
最近、いい写真とはどういうものなのかますます分からなくなっていました。
単なる自己満足で作ったフォトブックを、かなり写真をやっている人から酷評され、写真を撮ることの意味が分からなくなったのです。(こんな写真、撮る意味がないとまで言われました)
自分ではいいと思う写真が、他人にはまったく理解してもらえない。
自分の写真には何が足りないのだろう。そもそも、いい写真って何なんだ。
そんな負のスパイラルから脱出するために、写真雑誌を見たり、写真展に行ったりしているのですが、昨日から新しい写真講座にも参加しました。
講師は日本大学芸術学部写真学科の教授です。
昨日は第1回目の講座でしたが、テーマはまさに「いい写真とはどういうものか」というものでした。
先生は2時間たっぷりかけて、写真を撮る愉しみを教えてくれました。その先生は「楽しい」ではなく「愉しい」という漢字で表現しています。
そっか、もっと愉しんでいいんだ。技術やカメラの機能ばかりにこだわらず、愉しむという気持ちを忘れてはならないと思いました。