宮城県から戻りました
宮城県気仙沼市立小泉中学校にあるRQ小泉(ひまわりサロン)にて
今週火・水・木の3日間のボランティア活動から、今日帰ってきました。
あいにくのお天気が続いていたのですが、帰る日になってやっと青空が広がりました。
数多くのボランティア団体が活動を続けているなか、私が参加させてもらったのは「RQ市民災害救援センター」です。
RQは宮城県の登米市に現地本部を置き、そこから海岸側に唐桑・歌津・河北・小泉と支援拠点が置かれています。地震発生から刻々と変化していく被災者のニーズに合わせた長期的な活動を行なっています。
参加する前の心境は「私に何ができるのだろうか」という不安があったのですが、実際に活動拠点まで行って数日間を過ごしてみると、ボランティア活動は想像以上に多岐にわたっていて、どんな人にでもその人の得意なことが活かせるということが分かりました。
災害ボランティアは漂流物の撤去という力仕事だけではありません。現地へ向かうボランティアを送迎し、ご飯を作り、怪我のないように支えているボランティアも存在しているのです。
また被災者のニーズにマッチした支援をするために、被災者の方からお話をお聞きしたり、避難所から温泉に送迎をしたりと、人と人とのふれあいが中心になっている作業もあります。
なので、料理が得意、お話を聞くことが好き、整理整頓が得意、車の運転なら任せてなどなど、それぞれが得意分野で力を発揮できます。
もし興味がある方はRQのホームページを見てみてください。疑問や不安なことがあったり補足説明が必要な方は、遠慮なく私までご連絡くださいませ。たった3日しか活動していない私ですが、自分なりに感じたことをお話させていただきます。
しかし、私が思うのは、お仕事がたくさんある方は、目の前の仕事に全力で向き合うことも支援活動になっているということ。少しでも日本経済が上向きになることは、大切なことです。私のように自由に時間を使える人は本当にたくさんいます。RQでは2週間、3週間、1ヶ月と滞在できる人も決して少なくありませんでした。
しかしまだまだボランティアができることはたくさんあります。RQでも引き続き募集をしているようですので、ぜひ。
また、被災者の方はカメラを向けられることに疲れきっているそうですので、現地の様子などは一切写真を撮りませんでした。RQ本部内とボランティア同士での記念撮影のみにとどめましたことをご報告しておきます。