山でのトイレを考える(1)

昨日は軽井沢ロゲイニング倶楽部第2回練習会を行ないました。

前大会での惨敗が尾を引き、私の引越やら仕事やらで、なかなかトレーニングができずにいました。来月の有度山ロゲイニングにもエントリー済なので、このあたりで気持ちを切り替えないとなりません。


場所は東京都にある滝山丘陵と秋川丘陵です。JR昭島駅を起点に、この2つの丘陵をつなぎ、JR五日市線武蔵増戸駅までの約20kmを走ってきました。


多摩川から奥多摩の山々がよく見えました。



秋川丘陵は、静かでとても走りやすいトレイルです。



今回はKK隊長が「携帯トイレ」を持参してくれました。

携帯トイレのことは知っていても、まだ実際に使ったことはないし、実際に使ってみないことには、何も語れないという結論からです。


実際に使ってみた感想は、携帯トイレが普及するのはかなり難しいということです。使用済のトイレは、水分なだけにずっしりと重くなりました。また匂いがもれないよう袋を2重にするので、かなりかさばります。小さなデイパックでは、使用済のものを入れる余裕がありません。それでも携帯トイレを使用するということは、法律で罰せられない限り難しいと思いました。登山者が過剰に集中する人気山岳地帯では深刻なトイレ問題。場所によっては登山者のひとりひとりが持ち帰らなければならない日がいつか来るでしょう。そのためには山の汚水処理の現状をもっと知らなくてはなりません。


山のトイレ問題は、他人事ではなく、自分の問題として今後も考えていきたいと思います。